エステティシャン れいこはんの美容ネタ以外の日々雑多を語るページです


by reikohanda

Nancy King / Live at Jazz Standardを聴く

オットがNYでライブ録音に参加したアルバムが出ました・・・・・
・ ・・と言うても、楽器で参加してるワケでなく、お客として
イェーッ!」とか「ヒューッ」とかいうてるだけですけど(爆)。

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Nancy King(ナンシー・キング) Live at Jazz Standard
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         クリックすると、5曲目の Ain't Misbehaven' が流れます

ボーカルのナンシー・キングとピアノのフレッド・ハーシュ
デュオです。

フレッド・ハーシュはジャズミュージシャンには珍しくゲイのお方です
(女好きなら死ぬほどおるのに・・・)
たしか10年ほど前に、残念ながらHIV陽性(エイズ)だということが
判ってしまい、発症すればお亡くなりになるという状態です。
(でも最近はお薬でかなり発症を抑えられるとのことですが)
どちらかと言えば控えめで内省的で、派手ではないけど綺麗な音が
心に残ります。
「ジャズ好きなら誰でも知ってる」ってな具合に認知されてるワケでは
ありませんが、オットのお仲間のピアニストで、
フレッドが亡くなる前に吸収しとかな」と言うて、
NYに師事しに行ってる人もおるくらいすばらしいピアニストです。

普段NYでライブをやってはるフレッド・ハーシュ。
自分が生きてる間に 世に知られてないミュージシャンを
  もっとみんなに広めないかん
」ということで、
地元ポートランドでライブばっかしやってて、NYにはほとんど
出てこず、皆に知られていないけどとても素晴らしいボーカルである
ナンシー・キングをNYに呼んで、ライブを行ったそうです。
しかし、極端に人見知りの性格であるナンシー・キング、
緊張したらマズいと思って、「実は録音している」ということはナイショにして
録音しはったそうです。

そのおかげなのか、気のあった二人がリラックスしておしゃべりしてる
かのような雰囲気
です。
ナンシーが「こんなんどない?」っていうふうに歌うと、
フレッドが「おー!そう来るか〜 ほなこんなんでどや?」って返すみたいな。
それが何の力みもなく、多分二人で顔を見合わせながら
ニコッと笑ってええ音楽を作っていってるんだなぁと想像して、
思わずこちらもニッチャ〜と顔がほころんでしまうんです。

  ※多分関西弁ではしゃべっていないハズだ

ちなみに、このライブがあったんは2年半前。
以前ここで紹介した、Jazz On Topの清水ひろみちゃんの仕事で
NYに行きはったとき、翌日にBlue Noteのライブを控えていながら
少しでもNYのライブを堪能しようとみんなそろって前の晩に
Jazz Standardというお店に繰り出したとのこと。

オットは「フムフム ナンシー・キング? 何やこのオバハン!」と
正直そう思ったらしいです。
おまけに、我が家にある唯一の彼女の音源
ベースの神様であるRay Brownが仲良しのシンガーばっかしを集めた
アルバム、Some of My Best Friends Are・・・Singers
があるのですが、そこで2曲参加してる彼女はまるで力んで唄ってて、
そんなに好きでなかったんですって。

見てくれもボサボサ頭やし・・・ 
(ワタシもこのジャケットを見る限り プラダを着てなくて
 油断して超普段着で家から出てきたメリル・ストリープに見えた)

いざライブが始まると、10秒でスコーンとハマったそうです。
店が暗いのをいいことに、少々涙ぐんでたとか(笑)。

NYから帰ってきたら、ワタシに開口一番にそのライブがいかに
素晴らしくって、「オレは泣いたんや!」と熱く語るオット。
なんやら、この50年以上生きててナマで聴いたライブの中で
1,2を争うほどやとか・・・

そんな話聞いて、「ええなぁ ワタシも聴きたいな」と思っていましたら、
この冬になって、「 あのライブがアルバムになっている」と
小耳にはさんだんです。
でも、お店に行ってももちろん無いし(インディーズですから)
Amazonに出てくるのをひたすら待ち、3月になってやっと出てきた
ので、喜び勇んで注文したワケです。
来るのになぜか3週間もかかった!!!イライラしましたよ。
けど、聴いてみたらどっぷりハマった!許すぜアマゾン。

しかし、マニアックすぎて、万人ウケする要素はまるでナシです。
好き嫌いがハッキリ分かれると思います。

それでも良かったら、どなたか聴きませんか?
この世界にハメてみたいんです(爆)
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by reikohanda | 2007-05-17 21:44 | 音楽、本