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エステティシャン れいこはんの美容ネタ以外の日々雑多を語るページです


by reikohanda

「キンキーブーツ」を観た

昨晩、台風で大雨になるかなぁという心配をよそに観てきた映画・・・
それは「キンキーブーツ」。
訳せば「変態ブーツ」!性倒錯者、女装趣味の人が履くピンピンに
尖ったヒールでひざ上まである派手〜なブーツのことです。

ストーリーはというと・・・

イギリス北部、尊敬する亡き父が残した倒産間近の紳士靴工場を継いだ
ちょいと気弱なチャーリー。
従業員をクビにせざるをえない中、ひょんなことでドラッグクイーン
(女装倒錯者)のローラ
と出会った彼は、工場の再起をはかるため
“彼女”が履く派手なブーツの生産を決意する。そして、ローラを工場に
迎え、商品開発に励むんやけど、頭の堅い従業員に信頼を得られずに、
1ヶ月後のミラノの見本市に出品するために商品を作っているが、
従業員ともめ事が起きたり、プライベートやローラとの言い争いが
あったりするんだけど、まぁ最後には大団円・・・というお話。
(最後はネタばれするので言いません)


ちょいとバタバタがあったりして都合よく終わる感が無きにしもあらず
ですが、その辺は作品のパワーで乗り切り、観てるこちらも無視して
楽しんでしまいました!

イギリスで大ヒットを記録した、実話ベースのドラマだそうです。
とにかく出てくる登場人物それぞれの背景がしっかり描かれているため
ボンボン息子で途中から俄然人間的魅力を感じさせる主人公をはじめ、
出てくる人間それぞれがみんな地味なんだけど、とてもステキなんです。
そんな中、一人ケバケバしく目立っているドラッグクイーンのローラが
最高です!! 

「キンキーブーツ」を観た_f0116546_1201380.jpg

演じているキウェテル・イジョフォー(イギリス人 名前やっと覚えた)
は、目、鼻、口のそれぞれパーツが元々濃い上におっそろしい程のきつい
メークを施し、また、体格もごつく、それを包む派手な服装、それら
全てが似合って似合って、ホンマにその筋の方と勘違いしてしまうほど・・
歌も全部自分で歌ってはって、「さすが元シェークスピア俳優!」と
唸ってしまいます。

彼を他の作品で味わうなら、私の知ってる限りでは、
「ラブ・アクチュアリー」(ちょい役だけど)、または「アメリ」の
オドレイ・トトゥ主演の「堕天使のパスポート」。この作品は少々エグめ
なので、極度の恐がりの人はやめといた方がよいかも・・・
とっても知的で勇敢な役を演じています。
どの作品でも全然違うので、「奥が深いなぁ〜」と感心してしまう・・・

あ〜 実は私もキンキーブーツ(女王様ブーツ)履きたいなぁ〜
でも、夏は暑いし、冬はミニスカート寒いし・・・
冷え性だからなぁ〜 一応主婦やし・・・
こんなこと言うてたら、一生履くことはないでしょね。
とりあえず、イギリス映画はステキです・・・

「キンキーブーツ」を観た_f0116546_1162717.jpg


ちなみに、こんな画像を発見。
試写会イベントの光景やそうです・・・ 路線が違うけど・・・

「キンキーブーツ」を観た_f0116546_1205336.jpg

by reikohanda | 2006-09-18 01:02 | 映画