ハンニバル・ライジングを観た
2007年 04月 25日
金曜の夜、狩野のサヨナラで頭が沸いて、興奮してブログを書いて
いたら、弟から電話が・・・
「れいこよ 明日から始まるハンニバルをレイトショーで観にいこうぜ」
「ハンニバルなら もう5年前くらいに観に行ったぞ」
「そやなくて ハンニバル・ライジングの方だよ〜」
アンソニー・ホプキンスをこよなく愛するワタシとしては、
彼以外の人物がレクター博士を演じるなんぞ考えたくもありません
でしたから、実はたいして観に行きたくなかったんやけど、
阪神快勝で気が大きくなっていたのでオッケーしてました。
(最近の生活は阪神の勝敗如何にかかっているワタシ)
初日の土曜ならさぞ混んでるだろうと思いきや、結構空いてました。
大したネタバレもナシです。観ようと思っている方も
安心してお読みください。
ちなみに、この映画のラストで、ハンニバルは死にません(爆)!
(当たり前やろっ!!)
___________________________
「レッドドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と
殺人鬼ハンニバル・レクター博士3部作の続編・・・というか、
スターウォーズで言うところの「エピソード1」でしょうか。ハンニバル・レクターの幼少のみぎり、お城に住んでらっしゃった
大変お坊っちゃまな時代から殺人鬼に変貌する医学生時代までの
お話になります。
子役の彼は大変可愛く、妹のミーシャも含めて、それこそ
「食べてしまいたくなる」くらいです。
青年になった彼を演じるのは、フランスの新星、ギャスパー・ウリエル。
「アメリ」のオドレイ・トトゥとジャン=ピエール・ジュネ監督が再び
組んだ「ロング・エンゲージメント」で、ヒロインの恋人役を演じて
一躍有名になった方です。
(ちなみに、アメリの可愛らしい作風を期待してロング・・・を観る
とそのグロさに驚きまっせ。もともとジュネ監督は「デリカテッセン」
「エイリアン4」など、グロ作品で名を馳せはった方やから・・・)
丸顔のアンソニー・ホプキンスとは似ても似つかない細面で、
それはそれは端正で美しいお姿です。
ハンニバルのフランスに住んでいるおじさんの日本人の奥さん
(名をなんと「レディー・ムラサキ」という ありえへん)を
演じているのは、中国の誇り、コン・リーです。
なぜハリウッド資本で作られる映画で日本人を演じるのは
いつもチャイニーズなのか!ナゾだ!!!
日本の女優さんは世界的にまだ有名な人がいないからかなぁ〜
ワタシは、SAYURIで活躍した桃井かおりでもいいんでないかと
思ったんだけど・・・
(一緒に観てた母は「島田楊子がいいんじゃない?SHOGUNにも出てたし」
と言うてた いつの時代やねん?)
彼女が住むパリのおウチには、甲冑と日本刀が置いてあって、
先祖の供養をするために、それらをお手入れしています。
天井からは般若のようなお面がたくさんぶる下がっており、
よう解らん様相を呈しております(爆)。
この叔母に剣道や日本刀の手入れ方法を教わって、日本人や日本文化に
影響を受けたということにして、映画の第3作目にあたる「ハンニバル」
のラストにムリから繋げているのかしらと感じました。
天井から下がっているお面をつけるシーンがあり(予告編でもやってますね)
それが、羊たちの沈黙などで出てくる拘束面とかぶります。
いろいろ矛盾を感じつつ、まぁ、コン・リーが退廃的に美しかったので許す。
幼少時のハンニバルがどのような目に遭い、どのような理由で
殺人鬼に変貌していくかは映画をご覧下さいませ。
ただ、この映画のハンニバルにはキチンと殺人する理由があるんです。
殺し方もやはりグロいです。
怨んでる相手はなぶり殺し、どうでもええ人間は銃であっさり
殺っちゃいます(爆)。←表現悪いなぁ・・・
なんだか、殺人をすることを正当化している感もありますが・・・
原作者のトマス・ハリスが脚本を書いていますが
ストーリー的には「まぁこんなもんか」くらいの感想でした。
美しい景色やすさまじい緊迫感はさすがだなと思わせられました。
監督の手腕もあるのかと思われます。
ピーター・ウェーバー、「真珠の耳飾りの少女」の監督さんです。
(この映画好きなんです)
いろいろケチもつけましたが、かなりおもろかったことは事実なので、
観て損はないと思います。
映画「レッドドラゴン」の冒頭で、レクター博士はすでに獄中の人で、
大した理由もなくかなりの人を殺しているので捕まっているわけです。
例えば、ご贔屓のオーケストラのフルート奏者が演奏中に微妙に音を
はずすのにキレて殺してしもて、そのお肉をオーケストラのお仲間に
ふるまったりしてますが、今回の映画のラストから、捕まるまでの間は
作品化されていないので、
次回はこのヘンを映画化するつもりではないかと想像します。
ちなみに、さっき先輩(固有名詞)から
「 ハンニバル・ライジングの原作あるけど読む?」とのメールがあり
驚きました!!
小説化されていたのね〜 知らんかった。
どっちの方が深く描きこまれているか楽しみです。
________________________
ここからはどうでもええことですが、
シリーズ最終作「ハンニバル」の映画のラストが気にくわないワタシです。
いかにもハリウッド的で、見終わった後無性に腹が立ちました。
納得できないので原作を読んでみたら、レクター博士とクラリスとが
最後にどう関わっていくのかが、とっても納得できました。
原作を読んだジョディ・フォスターがクラリス役を降りたのも
解ります・・・
まぁ、ワタシのつぶやきやと思ってムシしてください。
もし、ワタシと同じ考えをお持ちの方は是非ご一報くださいマシ!
いたら、弟から電話が・・・
「れいこよ 明日から始まるハンニバルをレイトショーで観にいこうぜ」
「ハンニバルなら もう5年前くらいに観に行ったぞ」
「そやなくて ハンニバル・ライジングの方だよ〜」
アンソニー・ホプキンスをこよなく愛するワタシとしては、
彼以外の人物がレクター博士を演じるなんぞ考えたくもありません
でしたから、実はたいして観に行きたくなかったんやけど、
阪神快勝で気が大きくなっていたのでオッケーしてました。
(最近の生活は阪神の勝敗如何にかかっているワタシ)
初日の土曜ならさぞ混んでるだろうと思いきや、結構空いてました。
大したネタバレもナシです。観ようと思っている方も
安心してお読みください。
ちなみに、この映画のラストで、ハンニバルは死にません(爆)!
(当たり前やろっ!!)
___________________________
「レッドドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と
殺人鬼ハンニバル・レクター博士3部作の続編・・・というか、
スターウォーズで言うところの「エピソード1」でしょうか。ハンニバル・レクターの幼少のみぎり、お城に住んでらっしゃった
大変お坊っちゃまな時代から殺人鬼に変貌する医学生時代までの
お話になります。
子役の彼は大変可愛く、妹のミーシャも含めて、それこそ
「食べてしまいたくなる」くらいです。
青年になった彼を演じるのは、フランスの新星、ギャスパー・ウリエル。
「アメリ」のオドレイ・トトゥとジャン=ピエール・ジュネ監督が再び
組んだ「ロング・エンゲージメント」で、ヒロインの恋人役を演じて
一躍有名になった方です。
(ちなみに、アメリの可愛らしい作風を期待してロング・・・を観る
とそのグロさに驚きまっせ。もともとジュネ監督は「デリカテッセン」
「エイリアン4」など、グロ作品で名を馳せはった方やから・・・)
丸顔のアンソニー・ホプキンスとは似ても似つかない細面で、
それはそれは端正で美しいお姿です。
ハンニバルのフランスに住んでいるおじさんの日本人の奥さん
(名をなんと「レディー・ムラサキ」という ありえへん)を
演じているのは、中国の誇り、コン・リーです。
なぜハリウッド資本で作られる映画で日本人を演じるのは
いつもチャイニーズなのか!ナゾだ!!!
日本の女優さんは世界的にまだ有名な人がいないからかなぁ〜
ワタシは、SAYURIで活躍した桃井かおりでもいいんでないかと
思ったんだけど・・・
(一緒に観てた母は「島田楊子がいいんじゃない?SHOGUNにも出てたし」
と言うてた いつの時代やねん?)
彼女が住むパリのおウチには、甲冑と日本刀が置いてあって、
先祖の供養をするために、それらをお手入れしています。
天井からは般若のようなお面がたくさんぶる下がっており、
よう解らん様相を呈しております(爆)。
この叔母に剣道や日本刀の手入れ方法を教わって、日本人や日本文化に
影響を受けたということにして、映画の第3作目にあたる「ハンニバル」
のラストにムリから繋げているのかしらと感じました。
天井から下がっているお面をつけるシーンがあり(予告編でもやってますね)
それが、羊たちの沈黙などで出てくる拘束面とかぶります。
いろいろ矛盾を感じつつ、まぁ、コン・リーが退廃的に美しかったので許す。
幼少時のハンニバルがどのような目に遭い、どのような理由で
殺人鬼に変貌していくかは映画をご覧下さいませ。
ただ、この映画のハンニバルにはキチンと殺人する理由があるんです。
殺し方もやはりグロいです。
怨んでる相手はなぶり殺し、どうでもええ人間は銃であっさり
殺っちゃいます(爆)。←表現悪いなぁ・・・
なんだか、殺人をすることを正当化している感もありますが・・・
原作者のトマス・ハリスが脚本を書いていますが
ストーリー的には「まぁこんなもんか」くらいの感想でした。
美しい景色やすさまじい緊迫感はさすがだなと思わせられました。
監督の手腕もあるのかと思われます。
ピーター・ウェーバー、「真珠の耳飾りの少女」の監督さんです。
(この映画好きなんです)
いろいろケチもつけましたが、かなりおもろかったことは事実なので、
観て損はないと思います。
映画「レッドドラゴン」の冒頭で、レクター博士はすでに獄中の人で、
大した理由もなくかなりの人を殺しているので捕まっているわけです。
例えば、ご贔屓のオーケストラのフルート奏者が演奏中に微妙に音を
はずすのにキレて殺してしもて、そのお肉をオーケストラのお仲間に
ふるまったりしてますが、今回の映画のラストから、捕まるまでの間は
作品化されていないので、
次回はこのヘンを映画化するつもりではないかと想像します。
ちなみに、さっき先輩(固有名詞)から
「 ハンニバル・ライジングの原作あるけど読む?」とのメールがあり
驚きました!!
小説化されていたのね〜 知らんかった。
どっちの方が深く描きこまれているか楽しみです。
________________________
ここからはどうでもええことですが、
シリーズ最終作「ハンニバル」の映画のラストが気にくわないワタシです。
いかにもハリウッド的で、見終わった後無性に腹が立ちました。
納得できないので原作を読んでみたら、レクター博士とクラリスとが
最後にどう関わっていくのかが、とっても納得できました。
原作を読んだジョディ・フォスターがクラリス役を降りたのも
解ります・・・
まぁ、ワタシのつぶやきやと思ってムシしてください。
もし、ワタシと同じ考えをお持ちの方は是非ご一報くださいマシ!
by reikohanda
| 2007-04-25 12:46
| 映画